マザーズ指数は続落、決算発表のメルカリに売り、週末前に手仕舞いも/マザーズ市況

市況
2021年8月13日 16時23分

本日のマザーズ市場では、時価総額トップのメルカリ<4385>など決算発表を受けて大きく売られる銘柄があったほか、週末を前に手仕舞いの売りも出た。朝方にメルカリの下落が一服するとマザーズ指数もやや下げ渋ったが、物色の矛先が比較的小型の銘柄に向いたことで戻りは限られた。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1382.27億円。騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり208銘柄、変わらず17銘柄となった。

個別では、前述のメルカリが6%近い下落。前期は黒字化したが、今後成長投資を続ける姿勢を示しているほか、米流通総額目標の伸び鈍化をネガティブ視する声もあった。同じく決算発表のAIinside<4488>は14%の下落で上場来安値を更新。前日まで急伸していたフォースタ<7089>は一転して売りがかさんだ。その他、時価総額上位ではフリー<4478>が小安く、売買代金上位ではPアンチエイジ<4934>や日本電解<5759>が軟調。また、グローバルW<3936>は売り気配のままストップ安比例配分となった。一方、時価総額上位のJMDC<4483>やビジョナル<4194>、売買代金上位のミンカブ<4436>やEnjin<7370>は堅調。ラキール<4074>は上場後初の決算発表で10%の上昇となり、SOSEI<4565>やFFJ<7092>も大幅高となった。また、アクセルM<3624>はストップ高水準で取引を終えた。

《HK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.