極東貿易---1Qは増益、機械部品関連部門のねじ関連事業とばね関連事業がコロナ影響から回復

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2021年8月13日 17時44分

極東貿易<8093>は12日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が91.53億円(前年同期は129.64億円)、営業利益が0.11億円(同0.86億円の損失)、経常利益が2.15億円(同0.35億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.12億円(同0.03億円の利益)となった。2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、対前年同四半期増減率は記載していない。

基幹産業関連部門の売上高は15.91億円、セグメント損失は1.34億円(前年同期は2.20億円の損失)となった。新型コロナウイルスの影響で大型案件の一部に納期遅延が発生したが、資源開発機器事業および検査装置事業は前年同期に比べて回復基調になった。

電子・制御システム関連部門の売上高は12.59億円、セグメント損失は0.49億円(前年同期は1.51億円の利益)となった。既に同事業における販売代理業務を終了した中で受注済み案件の計上に留まったほか、電子機器事業が低調推移した。

産業素材関連部門の売上高は23.36億円、セグメント利益は0.12億円(前年同期は0.03億円の損失)となった。航空機業界の新型コロナウイルスの影響からの立ち直りの遅さから複合材料事業が低調に推移したものの海外自動車業界向け樹脂・塗料が堅調に推移した。

機械部品関連部門の売上高は39.65億円、セグメント利益は1.83億円(前年同期は0.14億円の損失)となった。新型コロナウイルスの影響からの回復を見せ、建設機械向け、産業機械向け等が好調に推移し、ばね関連事業も車載設備向け定荷重ばねが好調に推移した。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が400.00億円、営業利益が8.50億円、経常利益が12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.50億円とする期初計画を据え置いている。2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。

《ST》

提供:フィスコ

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