インティメート・マージャー---3Q減収なるも、国内広告配信事業がコロナ影響から回復傾向

材料
2021年8月16日 13時09分

インティメート・マージャー<7072>は13日、2021年9月期第3四半期(20年10月-21年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%減の14.79億円、営業利益が同24.8%減の0.31億円、経常利益が同32.5%減の0.19億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同131.4%増の0.30億円となった。

国内広告配信事業において、エンターテインメント業界等、新型コロナウイルス感染症の拡大後に広告費削減傾向が続いていた大口クライアントからの受注が一部回復し、減少傾向にあった顧客単価が反転した。

成果報酬型ディスプレイ広告運用サービス「Performance DMP」は、新しい生活様式が定着する中で、巣ごもり需要やECサイトの利用増加を踏まえた新たな業種のアカウント獲得が進捗し、ECプラットフォーム「Shopify」アプリの導入実績も引き続き伸長した結果、アカウント数の増加傾向が続いた。

Select DMPは、リモートワークが定着してきていることで、改めてセールス領域におけるデジタルトランスフォーメーションのニーズが見直され、また、代理店を経由した拡販も上手く利用することでアカウント数が増加した。

2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.0%増の23.07億円、営業利益が同33.4%増の0.76億円、経常利益が同11.3%減の0.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同59.0%減の0.08億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.