パークシャは年初来安値更新、21年9月期見通し下方修正
PKSHA Technology<3993>は大幅安、一時15.1%安の1632円まで売られ年初来安値を更新した。前週末13日の取引終了後、21年9月期業績予想の下方修正を発表し、営業利益を7億6000万円から6億5000万円(前期比2.4%増)へ引き下げたことが嫌気されているようだ。
売上高についても、従来予想のレンジ下限である90億円(同21.7%増)の見通しとした。駐車場機器ソリューションの提供を行うMobility&MaaS事業において、緊急事態宣言の発出などにより顧客企業である駐車場運営会社の新規駐車場開設ペースの低下が続いたことが主な業績下押し要因となる。また、新たに子会社化した企業の株式取得費用なども響いた。
あわせて、上限を125万株(発行済み株数の4.09%)、または20億円とする自社株買いの実施を発表した。取得期間は8月16日から12月30日まで。