山王が急動意で一気に1600円台、特許保有の水素透過膜開発で進展
山王<3441>が急動意、一時300円近い上昇で1600円台まで一気に駆け上がる場面があった。電子機器用デバイスの金メッキ加工を手掛け、商用化本番でインフラが急がれている5G基地局向けなどで高水準の需要を取り込んでいる。21年7月期は経常利益が前期比2.4倍となる2億1000万円を予想。また同社は、東京工業大学や産業技術総合研究所と共同研究を進めている電界メッキによる水素透過膜とその製造方法についての特許を有するなど、水素関連としての切り口もある。前日取引終了後には水素透過膜開発に関して進捗があったことを開示、これが株価を改めて刺激している。