概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、利益確定の売りは一巡か

市況
2021年8月17日 10時06分

【ブラジル】ボベスパ指数 121193.00 +0.41%

16日のブラジル株式市場は下落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1.66%(2013.70ポイント)安の119180.00で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では17が上昇、66が下落、変わらずは1で売りが優勢。世界経済の持続的な回復への期待はやや低下しており、複数のセクターに売りが入った。

【ロシア】MICEX指数 3895.31 +0.58%

16日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比22.31ポイント高(+0.58%)の3895.31で引けた。利益確定を狙った売りは一巡しており、新たな買いが入ったようだ。日中の取引レンジは3855.62-3896.96。

【インド】SENSEX指数 55582.58 +0.26%

16日のインドSENSEX指数は、やや強含み。前日比145.29ポイント高(+0.26%)の55582.58、ナショナル証引所の主要50社株価指数ニフティは、同33.95ポイント高(+0.21%)の16563.05で取引を終えた。SENSEX指数の構成銘柄では、19が上昇、11が下落、変わらずは0で買いが優勢。

緩やかな景気回復への期待は残されており、株価指数は底堅い動きを保った。タタスチール(TATA)の上げが目立った。一方、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)はさえない動きとなった。

【中国本土】上海総合指数 3517.35 +0.03%

16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.05ポイント高(+0.03%)の3517.35ポイントと3日ぶりに反発した。

中国当局の景気テコ入れ策が期待される流れ。中国経済指標の下振れを受け、当局は経済対策を強める??との見方が広がった。取引時間中に公表された中国の7月経済統計では、小売売上高や鉱工業生産などの増加率が予想以上に前月実績から鈍化している。ただ、全体としては上値が重い。新型コロナウイルスの感染拡大など不安材料も多く、指数は安く推移する場面もあった。

《NH》

提供:フィスコ

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