テスラが小反発 「AIデー」で人型ロボットの計画明らかに=米国株個別
テスラ<TSLA>が小反発。初開催の「AIデー」で、自動運転機能の向上に向けた進捗状況を披露したほか、人型ロボットの計画も明らかにした。自動運転を動かすニューラルネットワークの学習のために自社開発している半導体の進捗状況も明らかにしている。マスクCEOは同技術のライバルへのライセンス供与も検討していると述べていた。
同半導体はテスラが完全自動運転開発に欠かせないスーパーコンピューター「Dojo」のシステムの重要部分を担う。マスクCEOは同コンピューターが来年末までに稼働する見通しを示した。
同社はまた、人型ロボット「テスラ・ボット」を披露した。プロトタイプが来年に利用可能になる見通しで、「危険で繰り返しの多い退屈な仕事を人間がする必要はなくなる」と説明した。アナリストは「テスラ・ボットは投資家に夢を見させてくれる新しい存在だ」と語った。
(NY時間10:29)
テスラ<TSLA> 677.41(+3.94 +0.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美