外為サマリー:1ドル109円70銭前後で推移、日経平均の下落など影響
25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円71銭前後と前日の午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高となっている。
きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)にあたることから国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすく、午前10時50分過ぎには109円86銭をつける場面があった。ただ、27日に開催される国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすく、ドル買い一巡後は前日の高値109円88銭が意識されるかたちで軟化。一時160円超上昇していた日経平均株価が値を消したことや、時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことも影響し、午後2時40分過ぎには一時109円69銭まで押された。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1742ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円83銭前後と同横ばいだった。