ディックス・スポーティングが決算受け大幅高=米国株個別

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2021年8月25日 23時48分

スポーツ用品販売のディックス・スポーティング<DKS>が大幅高。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、既存店売上高が19.2%増と予想を大きく上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の既存店売上高は予想を上回る見通しを示している。

そのほか、自社株買いの設定を従来の2億ドルから4億ドル超に増やしたほか、1株5.50ドルの特別配当も発表した。四半期配当も従来の1株0.3625ドルから0.4375ドルへの増配も発表。

パンデミックでジムに通えなくなった多くの消費者が代わりに、自宅での運動を余儀なくされたため、その需要の高まりが反映されてる。スポーツ用品の小売業者も、昨年の一時的な店舗閉鎖後のスポーツ用品の売り上げ増加とチームスポーツの復活の恩恵を受けている。

(5-7月・第2四半期)

・既存店売上高:19.2%(予想:5.45%)

・1株利益(調整後):5.08ドル(予想:2.72ドル)

・売上高:32.7億ドル(予想:28.3億ドル)

eコマースの割合:18%

・在庫:7.2%増

・店舗数:857店

(通期見通し)

・既存店売上高:18~20%(予想:12.9%)

・1株利益(調整後):12.45~12.95ドル(予想:8.95ドル)

・売上高:115~117億ドル(予想:109億ドル)

・設備投資:3.70~3.95億ドル

(NY時間10:34)

ディックス・スポーティング<DKS> 130.28(+15.89 +13.89%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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