セールスフォースが決算受け時間外で上昇=ダウ採用銘柄
セールスフォース<CRM>が引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力部門のサブスクリプション&サポート事業が好調だった。ガイダンスも公表しており、通期の1株利益、売上高を上方修正したほか、予想も上回った。
企業がパンデミックで停止していた計画やプロジェクトを再開しているほか、買収戦略も奏功しており、データ視覚化ソフトウェアのタブローや、アプリケーションを接続するミュールソフトなど、最近買収した企業の製品も加わり、同社の契約を強化する顧客が増えている。
時間外で株価は上昇。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.48ドル(予想:0.92ドル)
・売上高:63.4億ドル(予想:62.4億ドル)
サブスクリプション&サポート:59.1億ドル(予想:58.3億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.91~0.92ドル(予想:0.83ドル)
・売上高:67.8~67.9億ドル(予想:66.6億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.36~4.38ドル(従来:3.79~3.81ドル)(予想:3.84ドル)
・売上高:262~263億ドル(従来:259~260億ドル)(予想:260億ドル)
(NY時間17:31)時間外
セールスフォース<CRM> 267.72(+8.06 +3.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美