クリングルが続急伸、米クラリスから毎年定額の技術アクセスフィー受領へ
クリングルファーマ<4884>が続急伸。25日の取引終了後、提携先のクラリス・バイオセラピューティクス(米国)が神経栄養性角膜炎を対象とする第1/2相試験を開始し、第1例目の被験者へ投与が行われたと発表しており、これを好感する買いが入っている。
同社はクラリス社と20年4月にライセンス契約を結び、クラリス社に対し眼科領域での開発に必要となる組換えヒトHGFタンパク質原薬を供給するとともに関連情報を提供してきた。今回、第一例目の被験者への投与が行われたことから、同社はこれを起点として毎年定額の技術アクセスフィーをクラリス社から受領するという。なお、技術アクセスフィーによる今期業績への影響は軽微としている。