アジア株 豪州株は下落、弱い決算内容や感染拡大を嫌気 NSW州の新規感染者数が初めて1000人を突破
アジア株 豪州株は下落、弱い決算内容や感染拡大を嫌気 NSW州の新規感染者数が初めて1000人を突破
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 25600.23(-93.72 -0.36%)
中国上海総合指数 3525.38(-15.01 -0.42%)
台湾加権指数 17067.96(+22.10 +0.13%)
韓国総合株価指数 3140.18(-6.63 -0.21%)
豪ASX200指数 7498.80(-33.06 -0.44%)
アジア株はまちまち。米株続伸を好感の一方で、利益確定の売りも見られる。また、27日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演を前に様子見姿勢も強まっている。
豪州株は0.44%安。弱い決算を発表した銘柄が大幅安に。ITサービス会社のアッペンは15.20%安で下落率トップ、上期決算の純利益が55%減となった。牛乳メーカーのA2ミルクは10.13%安、純利益が前年比で79%減となった。資産運用会社のプラチナ・アセットマネジメントは8.1%安、純利益が市場予想を下回った。一方、カンタス航空は2.3%高。6月通期決算の純利益が17億豪ドルの赤字となったほか、売上高が58%減少したが、今年の終わりから、米国や英国、シンガポールなどを中心に国際線の運航を再開するとの計画を発表したことが好感されている。
ニューサウスウェールズ州の新規感染者は過去最多の1029人となった。初めて1000人台に乗せた。感染拡大に歯止めがかからないことから、当局は同州のロックダウンを9月10日まで延長することを決定した。NZでは新たに68人の感染者が確認され、計277人となった。
韓国株は0.21%安。韓国中銀理事会は1年3カ月ぶりに政策金利を引き上げた。ただ、利上げ予想と据え置き予想は、ほぼ半々だったため、サプライズというほどではなく、株式市場への影響は限定的。