スターマイカが年初来高値更新、21年11月期営業利益予想の上方修正と自社株買いを好感
スター・マイカ・ホールディングス<2975>が急伸し年初来高値を更新している。26日の取引終了後、21年11月期の連結業績予想について、営業利益を29億8200万円から40億700万円(前期比22.1%増)へ、純利益を15億7100万円から22億1500万円(同28.1%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は400億1300万円から374億4000万円(同5.4%減)へ下方修正したものの、リノベーションマンション市場が活況ななか、積極的な販売戦略が奏功し、上期に続いて6月以降も販売利益率が想定を上回って推移していることが利益を押し上げるとしている。
同時に、上限を25万株(発行済み株数の1.35%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月26日から11月30日までで、株主への利益還元の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した資本政策の柔軟性・機動性を確保することが目的という。