鈴与シンワが一時ストップ高、DX推進の「脱ハンコ関連」で再脚光
鈴与シンワート<9360>が一時、400円高はストップ高に買われる人気となった。同社はデータセンターなどのインフラ及びパッケージソフト・業務ソフト開発などITソリューションを総括対応するシステムインテグレーター。NTTデータ<9613>の2次下請けで開発を手掛け、NECグループなどを主要顧客としている。
9月1日発足のデジタル庁が中軸となって電子政府に向けた取り組みが今後活発化することが予想されるほか、民間企業もテレワーク導入の動きが加速しており、株式市場では「脱ハンコ」が投資テーマとして再び意識され始めている。そのなか鈴与シンワはワークフロー処理の時間を大幅に短縮できる印鑑Bot「Biz-Oin(ビズ オーイン)」を提供している。これはMicrosoft Teamsにインストールする電子印鑑アプリで、日常のコミュニケーションで使用しているMicrosoft Teamsで電子申請が可能となり、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に貢献する。