ホットリンク---SNSマーケ支援で新サービス開始、攻めの事業の成長性向上へ

材料
2021年8月27日 11時10分

ホットリンク<3680>は18日、顧客の要望に合わせ、SNSマーケティング事業においてラインアップ拡充に向け、新サービスを導入すると発表した。新サービスは、顧客のブランド特性に合わせ、話題化だけでなく売上につなげられるデータ分析とSNS戦略を活かしたインフルエンサーマーケティング支援となる。

ホットリンクの2Q累計の業績の進捗率は売上高49.1%、営業利益52.6%と順調となった。国内のSNSマーケティング事業について、1Qは3月期末の顧客の予算消化で好調となった。緊急事態宣言によるプロモーションの延期により2Qは収益の伸びが鈍化しているように表面上は見えるものの、既存顧客の契約社数は着実に伸びており、継続率は90%以上となった。

加えて上記のように直近では新サービスも導入され、商品ラインアップが拡充されている。現代ではSNSマーケティングの重要性が高まっており、インフルエンサー活用に対する関心が高まっている。一方、多くの会社では「PR投稿後の成果が見えない」「ブランドに合ったインフルエンサーの最適な起用がわからない」といった課題に直面するケースがある。こうした中、同社は独自の手法「データエビデンスドキャスティング」を用いてブランドとの親和性が高いインフルエンサー候補を洗い出すことで、データに基づいた成功確率の高いキャスティングなどを提供する。

中国のクロスバウンド事業に関しては、毎年下期に売上が偏重する季節性があり、上期以上の売上の伸びが期待できると弊社は見る。加えて、前年後半より事業構造の変革を目指し、継続型またはトランザクション型の新サービスの立ち上げもスピーディーに行い、上期も売上が伸びた。

2Qで、守りの事業(クロスバウンド事業、DaaS事業)に関しては減益となったものの、攻めの事業(SNSマーケティング支援事業)については着実に伸びており、中長期的にさらなる収益成長も期待できると弊社は考える。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.