ロビンフッドが下げ戻す=米国株個別

材料
2021年8月31日 23時02分

個人投資家向けネット証券のロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が、時間外で下落し、寄り付きは下げて始まったものの、下値では直ぐに押し目買いが入る展開。取引所のデータでは浮動株に対する売り残が25%まで高っていたが、個人投資家中心にショートカバーのタイミングと見たのかもしれない。ただ、プラス圏に出ると戻り待ちの売りも控えているようだ。

米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長がバロンズ誌とのインタビューで、オーダーフローの対価支払いの全面禁止が検討対象になっていると述べたことが嫌気されていた。売買手数料無料のネット証券も多いが、収益源の1つとして、顧客の注文をマーケットメーカーに回送することで対価を受け取っている。

その慣行が過剰売買を顧客に無理に勧めるインセンティブに繋がっているとして米議会の一部が問題視していた。ゲンスラー委員長は、マーケットメーカーが取引データを最初に見ることができるため、不当な優位につながりかねないとの認識を示していた。

(NY時間09:46)

ロビンフッド<HOOD> 43.63(-0.01 -0.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.