株価指数先物【昼のコメント】 一気に2万8450円まで急伸し、ショートカバーが強まる
日経225先物は11時30分時点、前週末比260円高の2万8440円(+0.92%)前後で推移。寄り付きは2万8100円とシカゴ先物清算値(2万8070円)にサヤ寄せする格好で利食い優勢で始まったが、寄り付きを安値にリバウンド基調が強まり、一気に2万8450円まで急伸。買い一巡後は2万8300円を下回る場面がみられたものの、上値抵抗として意識されていた75日移動平均線が支持線に変わるなか、2万8400円水準で強い値動きで推移している。
前日に2万8000円を上回ったことで需給状況が改善し、政策期待の高まりもあってショートカバーが強まったようである。また、一気に75日線を突破してきたことで、クレディスイスによるショートカバーの思惑にもつながったようだ。NT倍率は先物中心限月で14.37倍に上昇し、上値を抑えられていた25日線を上回ったため、NTショートの巻き戻しも意識されやすく、日経平均型優位の展開。そのほか、月初のインデックス買いへの思惑も高まっているようだ。
株探ニュース