キャンバスは急落、新株予約権及びCB発行で希薄化警戒
キャンバス<4575>は急落。2日の取引終了後、投資事業有限責任組合インフレクションII号V、InfleXion II Caymanを割当先とする第三者割当により、第17回新株予約権及び第4回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表しており、株主価値の希薄化などを警戒した売りが出ているようだ。
調達資金は総額約27億6632万円で、第3回新株予約権付社債の買い入れのほか、抗がん剤候補化合物「CBP501」の臨床試験に関する費用などに充てる方針。なお、新株予約権及び新株予約権付社債が全て行使・転換された場合の希薄化比率は、それぞれ91.33%及び91.36%となっている。