株価指数先物【昼のコメント】 前引けにかけて裁定買いやショートカバーが強まる
日経225先物は11時30分時点、前日比340円高の2万8810円(+1.19%)前後で推移。寄り付きは2万8610円とシカゴ先物清算値(2万8610円)にサヤ寄せする格好で買いが先行し、寄り付き直後に2万8700円まで上昇した。その後は2万8600円~2万8700円水準で保ち合いを続けたが、前引け間際に上放れると、一時2万8840円まで急伸している。
日経225先物は前引けにかけて強含みとなった。TOPIX先物は2000ポイントを回復してきてきており、ショートカバーの動きが観測されている。また、伸び悩んでいた東京エレクトロン <8035> への買いが強まるなど、裁定買い(先物売り・現物買い)も前引けにかけて集中したようだ。
NT倍率は、先物中心限月で14.41倍まで上昇をみせてきた。市場ではクレディスイスからのショートカバーの観測なども聞かれるなか、ランチタイムでオプション権利行使価格の2万8875円をクリアし、2万9000円も一気に超えてきたことから、ショートカバーの動きが一段と強まりそうだ。
株探ニュース