オハラが21年10月期業績及び配当予想を上方修正
オハラ<5218>がこの日の取引終了後、21年10月期の連結業績予想について、売上高を217億円から228億円(前期比27.6%増)へ、営業利益を12億円から13億円(前期17億2400万円の赤字)へ、最終利益を6億円から11億円(同42億4300万円の赤字)へ上方修正した。
ミラーレスカメラを中心としたデジタルカメラ市場の回復により、光学機器向けレンズ材の販売が堅調に推移していることに加えて、半導体露光装置、FPD露光装置向けガラスの需要が堅調に推移していることが要因。なお、特殊ガラスの「ナノセラム」は、スマートフォン用途の評価試験に遅延があり、本格的な量産には至ってないとしている。
また、業績予想の修正に伴い10円を予定していた期末一括配当予想を15円に引き上げると発表した。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。