注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤーマン、MacbeeP、ギフトなど

市況
2021年9月15日 12時02分

MacbeeP<7095>:9070円(+1500円)

ストップ高。22年4月期の営業利益を従来予想の10.00億円から10.60億円(前期実績7.85億円)に上方修正している。AIマーケティングプラットフォームのAlpha(東京都渋谷区)を連結子会社化したため。第1四半期(21年5-7月)の営業利益は3.33億円(前年同期比増減率は非開示)で着地した。既存案件の拡大や新規案件の受注が堅調に推移した。修正後通期予想に対する進捗率は31.4%に達している。

コプロHD<7059>:1305円(+116円)

大幅続伸。前日に発表した自己株式の取得実施が好感されている。発行済み株式数の3.14%に当たる30万株、3.5億円を上限としており、取得期間は9月15日から12月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を行うことを取得理由としている。また、フリーランスITエンジニア向けの情報配信サイト「ハッピーエンジニア」を運営するバリューアークコンサルティングの子会社化も発表、期待材料となっているもよう。

ギフト<9279>:2736円(+321円)

大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は6.6億円で前年同期比2.2倍と大幅増益に。上半期は3.1億円で同4.7%増益にとどまっていたことから、増益率は大きく拡大する形に。既存店売上高の順調な回復が背景。通期予想は9月8日に下方修正を発表しており、足元の緊急事態宣言の影響なども警戒されていたが、収益急回復の確認で買い安心感が強まる形となっている。

MSOL<7033>:3400円(+280円)

大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は5.4億円で前年同期比49倍の水準となっている。会社計画の4.1億円も大きく上回っている。売上の増加、テレワークの浸透による交際費、交通費をはじめとする経費の減少などが収益上振れ要因のようだ。コンサルタントの採用も順調に進んでおり、今後も高い収益成長が継続するとの見方が強まっている。

ブラス<2424>:715円 カ -

ストップ高買い気配。前日に21年7月期の決算を発表、営業利益は3.3億円で前期比13.2億円の損益改善となり、従来予想の2億円を上振れる着地になった。第4四半期において、過去最高の施行件数の実施が行われているようだ。第3四半期決算時には4.5億円から2億円に大幅下方修正を行っていたこともあり、想定以上の収益回復と捉えられている。22年7月期予想は非開示だが、コンセンサス水準も切り上がる状況とみられる。

ヤーマン<6630>:1422円(+300円)

ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は29.3億円で前年同期比75.8%増益となっている。上半期計画の30.2億円、同24.9%減をほぼ達成する状況となっており、業績の大幅上振れ期待が高まる形のようだ。家電量販店を中心とした店頭部門、中国EC好調による海外部門の売上増が主因となっているほか、広告宣伝費の一部ずれ込みなども寄与したようだ。

リベルタ<4935>:924円(+36円)

大幅に反発。株主優待制度を新設すると発表している。12月末時点で300株以上を保有する株主が対象で、自社オンラインショップで3500円分の商品を購入できるクーポンを贈呈するほか、購入代金が10%オフとなる株主優待会員の権利を適用する。また、美容ジャンルブランドの新商品として「ベビーフット保湿密封ソックス」を発売する。販売開始日は一部バラエティショップが10月5日、全国のドラッグストアなどが10月19日から。

coly<4175>:3930円(+515円)

大幅に反発。フジ・メディア・ホールディングス<4676>傘下のフジテレビジョン(東京都港区)が製作する新作アニメ作品のIPを利用した新規ゲームタイトルの制作・開発に着手したと発表している。リリース時期は22年下期以降の予定で、詳細は告知できるタイミングになり次第開示するとしている。また、22年1月期第2四半期累計(21年2-7月)の営業利益は7.13億円(前年同期比増減率は非開示)だった。通期予想は22.03億円で変更なし。

《ST》

提供:フィスコ

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