ジェイリースが年初来高値更新、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
ジェイリース<7187>は急反発し年初来高値を更新。15日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を87億5000万円から90億円(前期比18.4%増)へ、営業利益を14億5000万円から16億6000万円(同76.0%増)へ、純利益を9億円から10億6000万円(同92.0%増)へ上方修正したことが好感されている。
新規出店や協業による営業ネットワークの拡充、顧客ニーズに対応した商品ラインアップの強化で、住居用賃料保証及び事業用賃料保証が堅調に推移していることが要因。また、貸倒コストや債権管理業務コストのコントロールが奏功したことも寄与する。
また、業績予想の修正に伴い、中間・期末各10円の年20円を予定していた配当予想を中間・期末各15円の年30円に引き上げると発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては25円の増配となる予定だ。