新興市場銘柄ダイジェスト:ポートは年初来高値、大谷工業がストップ高

材料
2021年9月22日 15時30分

<7219> HKS 2005 -1

朝高後、値を消す。環境省が公募した「令和3年度バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」に伊藤忠商事<8001>を代表企業として応募し、共同実施者として採択されたと21日に発表している。複数のパートナー企業とバッテリー交換式のEVトラックや搭載するバッテリーパック、バッテリーパック交換ステーションを開発し、商用車のEV化を促進して物流網の脱炭素化を目指す。

<5939> 大谷工業 5370 +705

ストップ高。自社株10万株を消却すると発表している。消却前の発行済株式総数に対する割合は11.36%で、消却予定日は30日。消却後の発行済株式総数は78万株となる。大規模な自社株消却で株式価値が高まるとの見方が投資家の間に広がっていることに加え、15日に直近高値(4965円)を付けてから株価が大きく下落していることも値頃感からの買いにつながっているようだ。

<3671> ソフトMAX 1144 +100

一時ストップ高。一部メディアが「厚生労働省は、医師が処方した薬の内容を記した処方箋の電子化を2023年1月から始める方針を決めた」と報じ、思惑買いが広がっている。報道によると「患者が薬局に処方箋を持参する手間を省き、高齢患者らの過剰な服薬を防ぎやすくする」ことが目的という。ソフトマックスはWeb型電子カルテや医事会計システムを手掛けていることから、関連銘柄の一角として物色されているようだ。

<7063> バードマン 2198 -188

大幅に6日ぶり反落。東証が22日から信用取引に関する規制措置を強化すると発表し、嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施している。規制措置強化に加え、株価が17日に年初来高値(3150円)を記録するなど短期間に急騰したことも利益確定売りを誘っているようだ。

<7047> ポート 1027 +80

年初来高値。子会社のドアーズ(東京都港区)が注文住宅・リフォームのマッチングサイトを運営するタウンライフ(東京都新宿区)と業務提携契約を締結したと発表している。リフォーム領域のサービス「外壁塗装の窓口」で連携し、相互送客を行う。タウンライフはユーザーと事業者のマッチングサイト「タウンライフ家づくり」などを展開しており、累計事業者数は1500社以上、年間利用ユーザー数は5.7万人に上るという。

<3187> サンワカンパ 390 0

朝高後、値を消す。NTTデータ・スマートソーシング(東京都江東区)と業務提携したと発表している。同社が運営する土地活用一括プラン請求サービス「HOME 4U」を利用し、サンワカンパニーが手掛けるモジュラー建築「CLASCO(クラスコ)」導入を希望者に提案する。提携により露出機会と販路拡大を目指す。CLASCOはコンテナサイズにあわせた重量鉄骨造のモジュラー建築で、商業・住宅・医療・公共など用途に応じて活用できるという。

《ST》

提供:フィスコ

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