話題株ピックアップ【夕刊】(1):古野電、パーソルHD、ソニーG

注目
2021年9月24日 15時13分

■古野電気 <6814>  1,289円  +155 円 (+13.7%)  本日終値  東証1部 上昇率3位

古野電気<6814>が急騰。22日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、売上高を840億円から850億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を25億円から40億円(同7.0%増)へ、純利益を25億円から40億円(同1.4%増)へ上方修正し、あわせて中間10円・期末15円の年25円としていた配当予想を中間20円・期末20円の年40円(前期40円)に引き上げると発表。欧米を中心に想定以上に販売が好調に推移していることに加えて、上期において利益率の改善が計画を上回って推移したことが要因としている。

■パーソルHD <2181>  2,889円  +192 円 (+7.1%)  本日終値

パーソルホールディングス<2181>が大幅反発。SMBC日興証券が22日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を2400円から3300円へ引き上げた。転職市場の回復が鮮明となり、強みを有する人材紹介が今後の業績牽引役の一つになると予想。また、Staffingでは派遣でのシェア拡大に加え、BPO事業の強化が利益率改善につながるとみており、23年3月期営業利益は中期経営計画(450億円)を大きく上回る490億円と、過去最高益の更新を予想している。

■MTG <7806>  1,743円  +111 円 (+6.8%)  本日終値

MTG<7806>が高い。22日の取引終了後、これまで未定としていた21年9月期の配当予想について、10円の期末一括配当を実施すると発表。18年9月期以来、3期ぶりの復配を見込む。

■ココナラ <4176>  1,624円  +95 円 (+6.2%)  本日終値

ココナラ<4176>は大幅高で5日ぶりに反発。東京証券取引所が22日の取引終了後、同社株を24日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、これを受けて、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入ったようだ。また、日本証券金融も同日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■ソニーグループ <6758>  13,000円  +640 円 (+5.2%)  本日終値

22日に発表した「インドメディア企業の買収交渉へ」が買い材料。

ソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディアとインドのメディア・コンテンツ企業ジー・エンターテインメント・エンタープライゼズの合併に向けた独占交渉のため、法的拘束力のない条件確認書を締結。

■アニコムHD <8715>  931円  +38 円 (+4.3%)  本日終値

アニコム ホールディングス<8715>が4日ぶりに反発。22日の取引終了後に発表した8月度の正味収入保険料が前年同月比10.1%増となった。また、どうぶつ健活(腸内フローラ測定)申し込み数も同26.8%増と増加した。

■三菱UFJ <8306>  668.3円  +26.8 円 (+4.2%)  本日終値

メガバンクが高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が続伸し、今年3月につけた年初来高値660円30銭を半年ぶりに更新したほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が値を上げている。23日の米10年債利回りは前日比0.124%高い1.433%に上昇した。22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では11月にもテーパリング(量的緩和縮小)の開始を決定することが示唆されたことから、足もとで米長期金利は上昇している。これを受け、長短金利差拡大による業績改善期待が膨らみ、日本の大手銀行株にも見直し買いが膨らんでいる。

■コロプラ <3668>  843円  +31 円 (+3.8%)  本日終値

コロプラ<3668>が大幅高。午後2時ごろ、「テイルズ オブ」シリーズの新作スマートフォン向けRPG「テイルズ オブ ルミナリア」をバンダイナムコホールディングス<7832>傘下のバンダイナムコエンターテインメントと共同開発していると発表。「テイルズ オブ ルミナリア」は、「テイルズ オブ」シリーズ25周年を締めくくる記念タイトルで、アプリ初の完全オリジナルタイトル。「あの出会いが、世界を変えたんだ」という「テイルズ オブ」シリーズの本質はそのままに、アプリならではの多くの変化を加えた作品という。なお、コロプラは開発を担当し、強力なチームの一員としてアプリの制作を支えるとしている。

■カプコン <9697>  3,350円  +110 円 (+3.4%)  本日終値

カプコン<9697>が3日ぶりに反発。午前10時ごろ、ニンテンドースイッチ及びパソコン向けゲーム「モンスターハンターライズ」の超大型有料拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を22年夏に発売すると発表。「モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム。21年3月に発売した「モンスターハンターライズ」は、全世界累計750万本(21年9月24日時点)の販売を達成している。今回発売を決定した「モンスターハンターライズ:サンブレイク」は、「モンスターハンターライズ」の超大型有料拡張コンテンツで、新たなクエストランクのほか、フィールド、モンスター、未体験のアクションを追加し、「モンスターハンターライズ」の新たな物語を楽しめるようになるという。

■東海東京 <8616>  428円  +13 円 (+3.1%)  本日終値

東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>は3日ぶりに反発。22日の取引終了後、未定としていた22年3月期中間配当予想を前年同期比2円増の10円にすると発表。なお、年間配当は引き続き未定としている。

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