新日本建が反落、22年3月期見通し下方修正
新日本建設<1879>が反落。前週末24日の取引終了後、22年3月期業績予想の下方修正を発表。売上高を1200億円から1100億円(前期比8.1%増)へ、営業利益を148億円から143億円(同2.8%増)へ減額しており、これが嫌気されているようだ。
首都圏を中心に総合建設業を手掛ける冨士工(東京都中央区)の子会社化に向けて株式譲渡契約を締結し手続きを進めていたが、これを合意解除することに伴い通期見通しを見直した。会社側では、冨士工を子会社化した後の経営方針及び営業展開など主要な点で相違点が顕在化したためとしている。