NY為替:米長期金利上昇でドル買い継続

通貨
2021年9月28日 6時50分

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円06銭まで上昇後、110円77銭まで弱含み、111円01銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)は近く資産購入額を縮小するとの思惑に加え、米8月耐久財受注速報値は予想を上回り、さらに、原油高や米国債入札を織り込んだ金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米9月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に悪化したため、ドル買いはやや後退した。

ユーロ・ドルは1.1690ドルから1.1709ドルまで上昇し、1.1696ドルで引けた。ドイツ選挙結果で新政権が完全左派寄りに傾斜するリスクは後退したことが相場安定化につながり、ユーロの下値は限定的となった。ユーロ・円は129円65銭まで下落後、129円92銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3680ドルから1.3729ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9285フランからまで上昇後、0.9249 フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.