【市場反応】米4-6月期GDP確定値/先週分新規失業保険申請件数、強弱まちまちでドル買い一服

市況
2021年9月30日 22時08分

米商務省が発表した4-6月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+6.7%となった。改定値+6.6%から予想外に上方修正され昨年7-9月期以来で最大の伸びとなった。また、同期個人消費改定値は前期比年率+12.0%と、やはり予想外に改定値+11.9%から上方修正され昨年7-9月期以来で最大の伸び。

同時刻に米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.1万件増の36.2万件となった。予想外に3週連続の増加で、8月初旬以来で最大。失業保険継続受給者数は280.2万人。前回282万人から減少も予想は上回った。

米国債相場は軟調。10年債利回りは1.525%から1.54%まで上昇。新規失業保険申請件数の予想外の増加を嫌気し、ドルは軟調推移した。ドル・円は112円00銭から111円91銭までじり安推移。ユーロ・ドルは1.1575ドルから1.1592ドルまで上昇した。

【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:36.2万件(予想:33.0万件、前回:35.1万件)

・米・失業保険継続受給者数:280.2万人(予想:279.0万人、前回:282万人←284.5万人)

・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+6.7%(予想:+6.6%、改定値:+6.6%)

・米・4-6月期個人消費改定値:前期比年率+12.0%(予想:+11.9%、改定値:+11.9

%)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.