フジの8月中間期業績は計画上振れ
フジ<8278>がこの日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、営業利益が30億円から33億500万円(前年同期比28.2%増)へ、純利益が18億円から29億9900万円(同39.3%増)へ上振れて着地したようだと発表した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令による大型ショッピングセンターへの休業要請や営業時間短縮要請の影響が想定以上となり、売上高は1590億円から1581億2500万円(同2.4%増)へ下振れた。ただ、グループを挙げて商品管理の徹底と定着しつつある新しい生活様式への対応を推し進めたことで売上総利益が増加したことに加え、コロナ禍の需要変化で業績悪化した子会社で事業構造の再構築に取り組んだことも寄与した。