11日の株式相場見通し=一進一退か、米雇用統計通過も強弱感対立

市況
2021年10月11日 8時00分

週明け11日の東京株式市場は強弱観が対立し、日経平均株価は前日終値近辺でもみ合う展開となりそうだ。9月下旬から10月初旬にかけて8日続落し、この間に2700円以上の急落をみせた日経平均だが、前週後半から底入れ反転の動きを見せ始めている。ただ、きょうは上昇一服となる可能性も高い。前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って安く引けたが、下げ幅はわずかだった。注目された9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数の増加幅が市場コンセンサスを大幅に下回ったが、一方で失業率は予想以上に改善を示し、平均時給の増加基調も顕著だった。原油市況の高騰などを背景に米長期金利の上昇が警戒されるなか、東京市場でも神経質な地合いが予想される。

8日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比8ドル69セント安の3万4746ドル25セントと4日ぶり小幅反落。ナスダック総合株価指数は同74.479ポイント安の1万4579.537だった。

日程面では、9月の工作機械受注。海外では台湾、韓国市場が休場。また、米国では債券市場と外国為替市場が休場。

出所:MINKABU PRESS

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