アジア株 香港株は大幅続伸 美団が急騰、独禁法違反の罰金5億3000万ドル支払いも予想の7億ドルを下回る

市況
2021年10月11日 11時28分

アジア株 香港株は大幅続伸 美団が急騰、独禁法違反の罰金5億3000万ドル支払いも予想の7億ドルを下回る

東京時間11:14現在

香港ハンセン指数   25342.48(+504.63 +2.03%)

中国上海総合指数  3604.29(+12.12 +0.34%)

台湾加権指数     16640.43(休場)

韓国総合株価指数  2956.30(休場)

豪ASX200指数    7283.80(-36.29 -0.50%)

アジア株は高安まちまち。

香港株は大幅続伸、約1カ月ぶり高値をつけている。ハイテク関連の上げが目立つ。アリババは7.4%高で上昇率トップ。テンセント・ホールディングスは3.3%高、信義光能は3.2%高、シャオミは1.7%高。フードデリバリーの美団は7.3%高、中国当局が独占禁止法に違反したとして、同社に5億3000万ドルの罰金を科した。これで約1カ月にわたる調査が終了した。市場予想よりも低い罰金だったたことが材料視されているもよう。一部では7億ドルを超える罰金が予想されていた。原油高を好感して、中国石油化工、中国海洋石油、中国石油天然などエネルギー関連も総じて上昇している。NY原油価格は時間外で急伸、1バレル=80.60ドル台まで上昇、約7年ぶり高値をつけている。

豪州株は下落している。カジノやホテル、バーを運営するスター・エンターテインメント・グループが20%近く急落している。長年にわたるカジノでのマネーロンダリングや詐欺の疑いに関する報道が懸念されている。同報道を受け、シドニーのカジノでの1000台のスロットマシーンの申請が承認される可能性が低くなったもよう。一方、原油高を受けエネルギー関連は大幅高。ホワイトヘイブン・コールは7.1%高、ビーチ・エナジーとアンポルは2.9%高、オイル・サーチは2.1%高。

台湾市場は国慶節振替休日のため休場、韓国市場はハングルの日振替休日のため休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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