ファストリが2000円超の下げ、決算前で買い見送られインデックス売り浴びる
ファーストリテイリング<9983>が2000円を超える下げで一時7万1000円台前半まで水準を切り下げた。きょうは全体相場が先物主導で下値を探る展開となっており、日経平均寄与度の際立って高い同社株はインデックス売りなどの影響も受け、下値を探る展開にある。今月6日の取引時間中にフシ目の7万円大台を割り込む場面があったが、その後は全体相場の戻りに合わせ底入れの動きをみせていた。ただ、今週14日に21年8月期の本決算発表を控えており、「マーケットの注目度も高く、決算またぎでは実需の買いを入れにくいタイミングにある」(国内証券ストラテジスト)という。きょうは、日経平均のマイナス寄与度でトップとなっており、同社株1銘柄で75~80円程度押し下げている。