メディカルNが大幅反発、医療機関経営支援事業好調で第1四半期営業利益2.1倍
メディカルネット<3645>が大幅反発している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高8億300万円(前年同期比29.8%増)、営業利益9900万円(同2.1倍)、純利益1億4700万円(同4.9倍)と大幅増益となったことが好感されている。
メディア・プラットフォーム事業で、歯科分野の受注が前期から受注が好調に推移し継続契約が増加していることに加えて、医療機関経営支援事業でオカムラが売り上げを伸ばした。また、21年6月に連結子会社化したノーエチ薬品や前期第2四半期に連結子会社化したタイのパシフィック・デンタル・ケアも業績拡大に貢献した。
なお、22年5月期通期業績予想は、会計基準の変更に伴い売上高を40億円から35億4700万円(前期比22.1%増)へ下方修正したものの、営業利益3億6000万円(同8.8%増)、純利益2億8400万円(同2.2倍)は従来見通しを据え置いている。