ワッツは年初来安値更新、21年8月期は下振れ着地
ワッツ<2735>は急反落し年初来安値を更新した。12日の取引終了後、21年8月期決算を発表し、売上高は507億200万円(前の期比4.0%減)、営業利益は16億6900万円(同5.6%減)だった。売上高、営業利益ともに従来予想から下振れして着地しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
国内100円ショップ事業において前の期の衛生用品や巣ごもり消費関連商品の需要増に対する反動を受けたほか、中国現地法人の譲渡や新型コロナウイルス感染症拡大に伴う海外事業の売上高減少などが響いた。なお、同時に発表した22年8月期業績予想は、売上高602億円(前期比18.7%増)、営業利益10億3500万円(同38.0%減)の見通し。