外為サマリー:1ドル113円30銭台で推移、米金利の先高観根強く下げ渋る

通貨
2021年10月14日 10時38分

14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円37銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭程度のドル安・円高となっている。

13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=113円25銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高で取引を終えた。米9月消費者物価指数(CPI)を受けて米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢だった。

ただ、米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「11月会合で量的緩和の縮小(テーパリング)実施を決めた場合、開始は11月中旬から12月中旬になる」などと議論したことがわかったことなどから米金利の先高観は根強く、東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。日経平均株価が反発していることも下支えとなり、午前9時30分過ぎには113円39銭をつける場面があった。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1599ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=131円49銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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