ゴールドマンが決算受け上昇　全部門に渡って好調＝ダウ採用銘柄

ゴールドマン＜ＧＳ＞が上昇しておりダウ平均をサポートしている。取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表しており、１株利益、営業収益とも予想を上回った。特に投資銀行部門が好調で８３％の増収となり予想も上回った。アドバイザリー業務が予想以上に好調で１６．５億ドルの収益を上げている。トレーディング部門も株式中心に好調。債券・為替・商品（ＦＩＣＣ）部門は前年比で減収が見込まれていたものの、予想外の増収となった。

同行のソロモンＣＥＯは声明で「第３四半期は強力な業績と成長への投資の加速が見られた」と述べた。

（７－９月・第３四半期）

・1株利益（調整後）：14.93ドル（予想：9.92ドル）

・営業収益（調整後）：136.1億ドル（予想：116.0億ドル）

トレーディング：56.1億ドル（予想：41.4億ドル）

FICC：25.1億ドル（予想：19.5億ドル）

株式：31.0億ドル（22.1億ドル）

投資銀行：35.5億ドル（予想：28.5億ドル）　

純受取利息（NII）15.6億ドル（予想：14.3億ドル）

（NY時間09:44）

ゴールドマン<GS>　398.91（+7.71　+1.97%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美