キンバリー・クラークが決算受け下落 通期見通を下方修正=米国株個別

材料
2021年10月26日 2時55分

ティッシュなど日用品のキンバリー・クラーク<KMB>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。また、通期見通しが冴えない。1株利益を大幅に下方修正したほか、売上高も下方修正した。

同社のスウCEOは声明で「利益は高インフレとサプライチェーンの混乱によって悪影響を受け、予想以上のコスト増が発生した。これらの逆風がすぐに解消される可能性は低く、それらを緩和するために値上げやコスト管理の強化など、さらなる措置を講じている」と述べた。

(7-9月・第3四半期)

・1株利益(調整後):1.62ドル(予想:1.65ドル)

・売上高:50.1億ドル(予想:49.8億ドル)

・コア売上高:+4%(予想:+3.3%) 

パーソナルケア:+9%(予想:+4.6%)

ティッシュ:-6%(予想:-4.2%)

KCプロフェッショナル:+12%(予想:+16.4%)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):6.05~6.25ドル(従来:6.65~6.90ドル)(予想:6.70ドル)

・売上高:1~2%増(従来:1~4%増)

・コア売上高:-1~-2%

・設備投資:10~11億ドル(従来:11~12億ドル)

(NY時間13:44)

キンバリー・クラーク<KMB> 129.17(-3.87 -2.91%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.