アジア株 香港株は利益確定の売りに押される、不動産税試験導入も重石
アジア株 香港株は利益確定の売りに押される、不動産税試験導入も重石
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 26039.30(-92.73 -0.35%)
中国上海総合指数 3612.88(+3.02 +0.08%)
台湾加権指数 17048.33(+154.09 +0.91%)
韓国総合株価指数 3047.90(+27.36 +0.91%)
豪ASX200指数 7443.30(+2.30 +0.03%)
インドSENSEX30種 61244.65(+277.60 +0.46%)
アジア株は香港を除いて上昇、前日の米株高を好感した買いが続いている。
香港株は下落。序盤に約7週間ぶり高値をつけたあと利益確定の売りに押されている。また、一部地域での不動産税試験導入が懸念されているほか、中国不動産大手の当代置業が25日期限の2億5000万ドル相当のドル建て社債の利払いを実施しなかったとの報道を受け、不動産業界全体の経営難に対する不安も広まっている。香港市場では不動産株が総じて下落。華潤置地は5.8%安、龍湖集団は4.7%安、中国海外発展は3.9%安、碧桂園控股は3.7%安。
上海株は前営業日比変わらず。中国副首相とイエレン米財務長官が火曜日に経済状況と協力について意見交換を行ったとの報道が伝わったが、市場への影響は限定的。中国副首相とイエレン氏は、米国と中国がマクロ経済政策の協力を強化することが両国にとって非常に重要だとの認識で合意した。一方で、中国側は米国による対中追加関税や中国企業に対する不当な扱いについての懸念を改めて表明した。