ツイッターが決算受け下落　ただ、プライバシー基準強化の影響には想定以上に冷静＝米国株個別

ツイッター<TWTR>が下落。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株損益が赤字だったほか、売上高は予想範囲内だった。第４四半期のガイダンスも公表し、売上高が１５億ー１６億ドルと、こちらも予想範囲内となったことが嫌気されている模様。

しかし、アップル<AAPL>のプライバシー基準強化の影響についての評価は時期尚早としたうえで、第３四半期の収益への影響は予想よりも低く、第４四半期の見通しにも、その影響を中程度に留めたと発表した。これまで発表された同業のフェイスブック<FB>やスナップ<SNAP>と比較すると、プライバシー基準の悪影響については想定以上に冷静に見ている。実際、第３四半期の広告収入も予想範内に留まっていた。

（７－９月・第３四半期）

・1株損益（調整後）：-0.54ドル（予想：0.17ドル）

・売上高：12.8億ドル（予想：12.9億ドル）

広告：11.4億ドル（予想：11.4億ドル）

データライセンス：1.43億ドル（予想：1.39億ドル）

・収益可能DAU：2.11億人（予想：2.11億人）

・EBITDA（調整後）：-4.45億ドル（予想：+3.20億ドル）

（１０－１２月・第４四半期見通し）

・売上高：15～16億ドル（予想：15.8億ドル）

（NY時間09:48）

ツイッター<TWTR>　57.26（-4.17　-6.79%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美