日本アビオは急反発、電子機器が牽引役となり上期営業利益2.8倍
日本アビオニクス<6946>は急反発している。28日の取引終了後に発表した第2四半期(4~9月)連結決算が、売上高96億4800万円(前年同期比5.5%増)、営業利益9億5000万円(同2.8倍)、純利益8億7300万円(同2.7倍)と大幅増益となったことが好感されている。
電子機器事業で生産設備用途の赤外線機器の需要が増加傾向を示したことや、接合機器で5G関連需要が堅調に推移したことが牽引役となった。また、情報システム事業の採算が改善したことも寄与した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高200億円(前期比1.0%減)、営業利益15億5000万円(同13.7%増)、純利益13億円(同26.1%増)の従来見通しを据え置いている。