武田は売り買い交錯も頑強ぶり発揮、今期最終利益減額も自社株買い評価の買いが勝る

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2021年10月29日 10時36分

武田薬品工業<4502>は売り買い錯綜するなか、足もとは買いがやや優勢の展開となっている。同社は28日取引終了後に22年3月期最終利益予想の修正を発表、従来見通しの2500億円から1843億円に650億円あまりの減額となり、前期比5割減益となる見込み。しかし同日に、発行済み株式数の2.2%相当である3500万株、金額ベースで1000億円を上限とする自社株買いの実施も併せて発表しており、これが好感される形で株価は全般悪地合いのなかにあっても頑強な値動きをみせている。現在の同社の配当利回りは5.6%前後と高く、株主還元に積極的な姿勢で知られているが、今回の自社株買い発表もその流れにそって素直に評価されているもようだ。

出所:MINKABU PRESS

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