アジア株 上海株はプラス圏を回復も上値重い、景気減速懸念強まる PMIが2カ月連続で50下回る
アジア株 上海株はプラス圏を回復も上値重い、景気減速懸念強まる PMIが2カ月連続で50下回る
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 25118.50(-258.74 -1.02%)
中国上海総合指数 3549.93(+2.59 +0.07%)
台湾加権指数 17072.27(+84.86 +0.50%)
韓国総合株価指数 2983.15(+12.47 +0.42%)
豪ASX200指数 7382.10(+58.37 +0.80%)
インドSENSEX30種 59587.83(+280.90 +0.47%)
アジア株は香港を除いて上昇、米株先物の上昇を好感した買いが続いているもよう。
上海株は小幅ながらもプラス圏を回復、景気下支え策期待の買いが入っているもよう。きのう発表された中国10月の製造業PMIは電力不足や原材料価格の高騰が影響し、2カ月連続で好不況の判断基準である50を下回った。非製造業PMIも前回を下回る結果となった。PMIを受け、中国の景気減速懸念が一段と高まっている。
10月半ばから国内でコロナ感染が再拡大している。各地でロックダウンなどの厳しい制限措置導入を受け、景気回復に遅れが生じるとの懸念も高まっているもよう。
香港株は1.02%安。一時、2万5000の大台を割り込む場面も見られた。医療品や消費者サービス関連、生活必需品など幅広い銘柄が下落している。
豪州株は0.80%高、金利上昇一服が好感されているもよう。先週は豪中銀が3年債利回り目標防衛のための債券購入計画を公表しなかったことを受け、債券市場で金利が急上昇した。あすは豪中銀政策金利が発表される。