東京株式(前引け)=反落、朝安後は下げ渋る展開に

市況
2021年11月2日 11時48分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比66円59銭安の2万9580円49銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億7245万株、売買代金概算は1兆3561億円。値上がり銘柄数は699、対して値下がり銘柄数は1370、変わらずは112銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日に日経平均が750円あまりの急騰をみせた反動で、主力株中心に戻り売りや目先筋の利益確定売りに押されるものが目立った。しかし、朝方に200円近く下げたもののその後は下げ渋る展開となり、前引け時点では66円の下げにとどまっている。本格化する企業の決算発表を横目に好決算銘柄を物色する動きが全体相場を支える展開となった。ただ、値下がり銘柄数は1370と値上がり数の約2倍の水準となっており、業種別騰落も33業種中27業種が下落した。

個別では、きょうも売買代金首位となっているレーザーテック<6920>だが、利益確定売りに押される展開となったほか、キーエンス<6861>、任天堂<7974>なども軟調。AGC<5201>も値を下げた。ブイキューブ<3681>が急落、日立造船<7004>の下げも目立つ。

半面、日本郵船<9101>がしっかり、TDK<6762>も上昇。東京エレクトロン<8035>が高く、富士通<6702>も買いを集めた。ベイカレント・コンサルティング<6532>は大幅高。デクセリアルズ<4980>がストップ高に買われ、アドウェイズ<2489>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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