株価指数先物【昼のコメント】 こう着のなか、相対的に日経平均型優位の状況
日経225先物は11時30分時点、前日比30円安の2万9520円(-0.10%)前後で推移。寄り付きは2万9500円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9570円)を下回って始まった。その後、2万9600円と上昇に転じる場面もみられたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控える中、積極的な売買は手控えられており、買い一巡後は2万9480円~2万9600円水準で保ち合っている。
日経225先物は前日の700円を超える大幅な上昇に対する反動も警戒されていたが、想定以上に底堅い展開であろう。NT倍率は朝方に14.45倍に低下する場面があったものの、その後は14.55倍まで上昇。決算を評価した物色によってTDK<6762>、京セラ<6971>の上昇が日経平均株価をけん引するなか、相対的に日経平均型優位の状況であり、NTロングによるスプレッド狙いの動きに。
株探ニュース