三井海洋が急落、21年12月期純利益予想を一転赤字に下方修正
三井海洋開発<6269>が急落。2日の取引終了後、21年12月期業績予想の修正を発表。純利益を65億円の赤字(前期130億7600万円の赤字)とし、従来予想の50億円の黒字から一転赤字の見通しとなったことを嫌気した売りが出ているようだ。
FPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積み出し設備)事業において、新型コロナウイルス感染者の発生に伴う修繕工事期間の延長や故障機器の修復作業などによる操業停止があり、これにより損益が悪化する見込み。なお、売上高については4000億円(前期比29.1%増)とする従来予想を据え置いた。