花王が大幅続落、第3四半期営業利益の進捗率は62%にとどまる
花王<4452>が大幅続落。同社は2日取引終了後に、21年12月期第3四半期累計(1~9月)連結営業利益が1089億9400万円(前年同期比9.2%減)となり、通期計画1770億円(前期比0.8%増)に対する進捗率が61.6%にとどまったと発表しており、悪材料視されている。
上期のトイレタリーは前年の特需反動や日本、アセアンでの新型コロナウイルス感染拡大により、売上高は前年同期・会社計画ともに下回った。利益面では原材料価格上昇の影響を受けた。また、化粧品は中国や欧州が堅調に推移したものの、日本のマイナスをカバーしきれずに会社計画を下回ったとしている。