ユニシスが急反騰、DX関連案件の拡大で上期税引き前は2ケタ増益を達成
日本ユニシス<8056>が急反騰、前営業日比12%高の3630円まで上値を伸ばしている。2日の取引終了後に発表した22年3月期上期(4~9月)の連結決算(国際会計基準)で、税引き前利益が前年同期比18.6%増の139億500万円と2ケタ増益となったことが好感されている。
企業の投資意欲が旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の案件が拡大したシステムサービス部門が業績を牽引した。また、アウトソーシングビジネスでは、EC向けプラットフォームサービスや金融機関向けプラットフォームサービスが好調だった。販管費は増加したものの、利益率の高いサービスの伸長で吸収した格好だ。