三井倉HDは後場上げ幅拡大、22年3月期業績予想を上方修正
三井倉庫ホールディングス<9302>は後場上げ幅拡大。同社は午後1時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を2570億円から2750億円(前期比8.5%増)へ、営業利益を160億円から205億円(同16.1%増)へ、純利益を92億円から117億円(同1.3%増)へ上方修正すると発表しており、好感されている。
あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は116億3600万円(前年同期比44.2%増)だった。上期実績が会社計画を上回ったことに加え、北米におけるコンテナ滞留などの状況を勘案し、コンテナ不足による海上輸送から航空輸送へのシフトの収束時期を年内(21年12月)から年度内(22年3月)に見直したこと、 輸出入の回復に伴うフォワーディング業務、港湾運送業務の取り扱い増加を下期の業績予想に織り込んだことなどから、通期予想を上方修正したとしている。