アルフレッサが3日ぶり大幅反発、上限1100万株の自己株取得枠設定を好感
アルフレッサ ホールディングス<2784>が3日ぶり大幅反発。同社は4日取引終了後、株主還元の充実および資本効率向上のため、1100万株(発行済み株式総数に対する割合5.20%)もしくは150億円を上限とする自己株取得枠を設定すると発表しており、材料視されている。取得期間は21年11月5日から22年3月24日まで。
あわせて22年3月期連結業績予想について、売上高を2兆5050億円から2兆5780億円へ上方修正するものの、営業利益を283億円から219億円へ、純利益を207億円から170億円へ下方修正すると発表した。4月に実施された薬価の中間年改定後の販売価格交渉が難航し、予想以上に売上総利益率が低下する見込みであるため。なお、会計基準の変更のため、前期比の増減は記載されていない。
22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は91億1700万円だった。