ソフト99はしっかり、上期営業利益33%増と自社株買い発表を好感
ソフト99コーポレーション<4464>はしっかり。4日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高141億5300万円(前年同期比10.5%増)、営業利益18億8500万円(同33.1%増)、純利益13億3200万円(同33.9%増)と大幅増益となり、あわせて中間・期末各17円の年34円を予定していた配当予想を中間・期末各18円の年36円にすると発表したことが好感されている。
一般消費者向け販売や海外向け販売が好調に推移したことなどにより主力のファインケミカル事業が伸長したことに加えて、半導体製造用途分野で受注が好調に推移したポーラスマテリアル事業が大幅な増収増益となったことが寄与した。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高285億円(前期比6.3%増)、営業利益34億5000万円(同7.5%増)、純利益24億5000万円(同59.1%増)の従来見通しを据え置いた。
同時に、上限を8万株(発行済み株数の0.37%)、または1億4000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は21年11月5日から21年2月28日までとしている。