アジア株 香港株は下落、不動産業界の経営難に対する懸念再燃 上海株は軟調、来週の6中総会を前に様子見姿勢強まる

市況
2021年11月5日 14時15分

アジア株 香港株は下落、不動産業界の経営難に対する懸念再燃 上海株は軟調、来週の6中総会を前に様子見姿勢強まる

東京時間14:01現在

香港ハンセン指数   24985.23(-239.96 -0.95%)

中国上海総合指数  3518.57(-8.30 -0.24%)

台湾加権指数     17246.86(+168.00 +0.98%)

韓国総合株価指数  2967.59(-15.63 -0.52%)

豪ASX200指数    7457.30(+29.31 +0.39%)

インドSENSEX30種  60067.62(休場)

アジア株は高安まちまち。

豪州と台湾は上昇。前日のナスダック高を受け、ハイテクや通信サービス関連が上昇している。

香港株は0.95%安。一時、1.5%近く下落し、約1カ月ぶり安値をつけた。その後は買い戻しの動きも見られ、下げ幅をやや縮小している。不動産やハイテク、金融、エネルギーなど幅広い銘柄が売られている。不動産業界全体の経営難に対する懸念が再燃しているもよう。不動産開発会社の佳兆業集団と傘下部門の合わせて4社が5日の香港市場で売買停止になった。理由は明らかにしていないが、前日に佳兆業集団は保証がついた理財商品の支払いを実施できなかったと明かしていた。

上海株は軟調。8日に開催される中国第19期中央委員会第6回総会開催(6中総会)を前に様子見姿勢が強まっているもよう。

韓国株は0.52%安、感染再拡大懸念が重石。旅行や航空、百貨店、観光関連が下落している。「ウィズコロナ」体制移行に伴い、移動制限が緩和されたことで、感染者が再び増加している。5日の新規感染者は2344人と前日から減少も、3日連続で2000人台に上っている。

インド市場は休場

出所:MINKABU PRESS

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